デジタル化によって日々の暮らしがどんどん便利に進化しているシンガポール。それはコロナ対策をはじめとした政府サービスからスマホでの支払いまで隅々まで浸透し始めています。
今ある仕事の多くが数年、遅くとも数十年後にはAIに取って代わられると言われるほどの大変革が今進行しています。その中で、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)は一時の流行りではなく、危機感を持って成し遂げなければならない命題です。
今回のセミナーには、日本のデジタルトランスフォーメーション研究所・荒瀬社長をファシリテーターにお招きし、お話を伺います。
かつてシンガポールに駐在中、電通グループのデジタルソリューション企業であったISID South East Asia社長としてシンガポール、マレーシア、タイ、インドネシアでの事業を進める中、日本の競争力低下を感じたことが現在の取組のきっかけとなっています。
「データドリブンな事業戦略」「業務のオンラインシフト」「顧客への付加価値と体験を高める」といったキーワードに沿ってお話しをいただきます。
日時
2021年8月3日(火曜日)
19:00-21:00(シンガポール時間)
20:00-22:00(日本時間)
Zoom開催
チケット代
シンガポール和僑会正会員・ユース会員 無料
非会員 30シンガポールドル
講師プロフィール
■荒瀬 光宏
株式会社デジタルトランスフォーメーション研究所代表取締役。
大学卒業後に株式会社電通国際情報サービスに入社。クラウド関連のビジネスを中心に、SI、コンサルティング、新規事業開発などに従事した後、2008年より5年間東南アジアに赴任。東南アジア域の責任者としてシンガポール、タイ、マレーシアの現法社長を兼任し、インドネシア現地法人を立ち上げた。
現在は、企業や自治体においてDXの計画策定、推進支援などを提供する傍ら、各種DX関連講演などにより日本のDX推進活動を行っている。
また、2017年にグロービス人工知能研究会を創設、2019年よりグロービスサーチファンド研究会の代表幹事を務め、AI専門家とのイベント開催やサーチファンド研究も行っている。
「日本の競争力を向上させ経済力豊かな日本を後世に残す」ことが自らの使命であるとし、ビジネスの枠にとらわれることなく精力的に活動している。
■佐藤芳樹
2016年にシンガポールに移住、アジア太平洋地域を舞台に組織のコミュニケーションやコラボレーションを支えるテクノロジー専門のエンジニアのマネージャーとして働いている佐藤芳樹さん。
コロナによって私達の働く環境が劇的に変化し、どの組織もデジタルトランスフォーメーションが急務となっております。組織のITインフラからコラボレーション基盤までをサポートする幅広い経験から、テクノロジーアドバイザーとして日本及びアジア太平洋地域全体の企業のお客様に技術的なソリューション提案とコンサルテーションを提供中。
日本で育ち、日本の学校を出た純国産な生い立ちですが、社会に出てからは20年以上米国の大手IT企業に勤めており、日本発のグローバルビジネスパーソンとして活躍中。著書29冊、執筆記事及びメディアインタビュー多数。
■米岡和希（よねおか わき）
現在シンガポール発のフィンテック会社Moneythorの日本法人代表を務める傍ら日本のFintech協会の理事を務める米岡和希さん。日本で投資ファンドや財務系コンサルの経験を経た後、INSEADへのMBA留学をきっかけとしてシンガポールに11年前に移住、アプリを提供するビジネス起業での失敗を経て現在に至る。趣味はコロナ禍で始めたパン作り。はまりすぎて商売にできないかと考えを巡している。
シンガポールのフィンテックスタートアップであるMoneythorは、銀行やクレジットカード会社向けに、バンキングアプリなどで運営されるデジタルチャネル上で、お客様のために家計を見える化したり、取引明細データをもとにパーソナライズしたレコメンデーションが最適なタイミングで送れたりできるよう支援するツールを提供。アジアではDBS、Standard Chartered、CIMBなどに採用され、6月には初の日本連携製品として大垣共立銀行よりリリース。
第2部ではシンガポ―ル和僑会員でDXに直接かかわりのある仕事をされている２名をお招きした事例紹介のあと、荒瀬さんとのパネルディスカッションを行います。
これからの就職先や起業を考えているユースやメンバー。
これからの新規事業の創出を考えている起業家の方々。
既存事業の変革に取り組んでいるビジネスマンの方々。
また、「DXとは無縁」と思っている方も含めて、すべての方々のインスピレーションとなることでしょう。
■お申し込みページ
https://digital-transformation.peatix.com/
※途中入退室自由
※当日のZoomは記録のため録画いたしますことをご了承ください。